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朝霧先生(ry 12話 大河内さんとgdgd。

漆黒の堕天使速報。本当は視えていませんが、面倒だから見える振りして、相坂さよに話しかけていたそうです。(相坂→朝霧→学園長の順に情報が渡っています)

今日は、珍しい子と一緒なのです。

「煎餅食べる?」
「うん」
「お茶飲む?」
「ありがと」
「……普通逆じゃね?」
「……私もそう思う」

現在、大河内さんの部屋であります。何でこんな事になったのかって? 歩くの面倒だからって転移魔法使ったら、その場面を見られちゃったんだ。
俺迂闊すぎ、こういう時の為に刀子さんにねだって認識阻害の札を貰ったのに……やばいよー! 刀子さんにバレたら決戦奥義だよーッ! アレ痛いから超嫌。
ガンドルたんとか烈火の如く怒り出しそうだ……え? オコジョ? ぬこにオコジョ化は効かないって、じいちゃんが言ってたぜ!

「……どうしようかね」
「……どうすればいいの?」

本当にどうしようか……俺、記憶消したり弄ったり出来ないんだが。へっぽこ魔法使いでサーセン。だがそれがいいとタカミチが言ってくれるんだぜ!

「大河内が見たのは……CGです!」
「それは無理がありすぎるよ」
「じゃ、じゃあ……アレはマジックだったんです」
「見事なまでに、種も仕掛けもなかったね」
「……やるではないか」
「……お褒めに預かり恐悦至極」

す、隙がねぇ…大河内テラツヨス。本気で怒った時のせったんに通じるものがあるよ、この子。
どうしようかなぁ…応援呼んでパパっと記憶消してもらうか、素直に自首して刑を待つか、それともトンズラ……は出来ないな。

「先生は……」
「ん?」
「先生は…魔法、使い?」
「サリーです」
「……」

場を和ませる為のジョークだったんだけど、見事に失敗してしまった様だ。ここは潔く……っ!

「ごめんなさい、魔法使いです。何かもう生まれてきて申し訳ありません」

凄く居た堪れない気分だぜよ。

「そっか……魔法使いか。先生はどんな事が出来るの?」
「先生はね魔法使いとしては、落ちこぼれのへっぽこのぷっぷくぷーなので、大した事出来ないよ」

詠唱魔法使えないしなぁ。結界やら人払いも札とか、他の魔法使い頼り。

「じゃあ、あの時使った魔法は?」
「アレはね、転移魔法。離れたところに一瞬で移動する魔法でありますよ」
「おおー、瞬間移動だね」
「ふふん、きっとドラゴンボールを読んでなかったら覚えてなかったぜ!」

転移する時に額に指をピッっと当てるのがポイント。厨ニ病じゃないよ! 詠唱必要ないと知った時の嬉しさと言ったらもう……その日一日ヘブン状態だったね!

「ほ、他にはどんな魔法が使えるの?」
「大河内…お前目キラキラしてるぜ! 他の魔法ねぇ…大河内があんまり好きそうじゃないのかな」
「? 私が好きそうじゃない?」
「そ、だって攻撃魔法だし。用途は相手を攻撃する為であります」

魔法の射手に断罪の剣。他には……アレ? もしかして俺、二つしか使えない? 転移入れても三つ? 本当に駄目駄目魔法使いじゃないか。

「それは…確かに好きじゃないかも……」
「結構ね、危ない事もある世界ですよ。だから先生的にはあまり関わって欲しくないと思ってる」
「でも…それじゃあどうすればいいの? 私はもう知ってしまったよ?」
「個人的には記憶を消して、今まで通り平穏な生活をして欲しいな。俺が言うと冗談に聞こえるかもしれんが、下手したら死ぬよ。そりゃ、普通に過ごしてても人間何時かは死ぬけどさ、確立は間違いなく上がるな」
「記憶を消す……」

むう、大河内の表情が曇ってしまった。もうちょい軽めの話からすれば良かったかな? ここはフォローしておく事にしよう。

「とかね、言ってるけど知っても知らなくても、麻帆良にいるなら関係ないな」
「……え?」
「危険が付きまとうと言う事はね、ソレを抑えるための機関も、当然あると言う事。だからま、記憶を消しても消さなくても、大河内に危険はないです、危険になる前に潰します」

大事な生徒を傷つける訳にはいかんのですよ、お飾りの副担だけれども。

「魔法使いは俺だけじゃないからね。ここの魔法使いは麻帆良を守る正義の味方……敵対する側にとっては悪魔、管理局の白い悪魔みたいなもんです。邪魔する奴は魔砲一発でお話だよ!」

火力こそ正義! いい時代になったものだ……勿論、敵だと判断した奴にのみだけどな。

「麻帆良の一生徒、ということなら卒業して社会にでても安全さ!」
「なら……ここで私が魔法を教えて欲しい、魔法を使ってみたい、そう言ったら?」
「言うだけなら問題ないよ。教えるかどうか、覚えるかどうかは別としてな」
「もし、私が魔法使えるようになったら?」
「危険度アップです。日常を平穏に過ごす事が難しくなる、大なり小なり何か起こると思ってた方が、精神的に楽」
「そう、なんだ……」

魔法を知っているだけと、魔法を使えるじゃ違いが出まくりでありますからな。知っているだけなら、それを悟られない様、お口にチャックすればおkだが。使えるとなると話は別。確立は低いがどこぞの危険人物にでも見られた日にゃ、突然襲われる可能性もあるし、実力が高ければ良からぬ企みに巻き込まれる可能性もある。
麻帆良に居る限りはそんな事させないがね。

「記憶を消さないで欲しい?」
「……うん」
「出来る事なら魔法を覚えてみたい?」
「それは……まだわからない。覚えてみたいという気持ちもあるけど……」
「まあ、仮に教えるとなっても、俺へっぽこだからなぁー」

大河内の身体能力的に考えると……気の方が相性いいんじゃね? 勿論、魔法が使える様になりたいってんなら、教えるけどな。

「変に話しちゃったから深く考えさるんだよな、先生失敗こいたわ」
「え……何が?」
「さっきの話が極端過ぎたって事。ここの魔法使いはね、先生もいれば生徒もいる訳なのですよ。そんな人達でも割と平穏で自由気ままに過ごしてる人って結構いるんだわ。有事の際には多少手伝ってもらう事もあるけどね。だけどその仕事が全て危険って訳じゃないのさ。荒事は専門がちゃーんと居るのでありますよ」

人払いの結界とか認識阻害とかね。俺やタカミチは荒事専門、瀬流彦先生は荒事にも手を出す時もあるが、基本的には裏方的な仕事が多い。個人の能力や得意技能で、役割が違うのは当たり前だわな。

「魔法だけじゃなく、それに順ずる力や技術もあるよ。そういった力を持ちながら普通に過ごしてる奴もいるし、こういうのは割とね、適当でいいんだよ、正直面倒だし」
「いや、面倒って……だけど…うん、なんとなくわかる気がする」
「心当たりあるだろ? どう考えても人間業じゃない事をサラっとやっちゃう奴とかさ?」
「あの人とか?」
「そ、あの人」
「ふふふ、そっか…そうなんだ」

多分、長瀬辺りを想像してるんだろうな。あれはフォローのし様がねぇ。

「で、改めて聞くけどどうする? 記憶はまあ、消さない事前提で。こっちの事情とか禁則事項とか知りたいなら教えるし。魔法覚えたいって言うなら教材とか用意するよ?」
「いいの? 何か凄く待遇いいけど……何ていうか私VIP?」
「今回は俺の不手際だからねー……本当にごめんなさい! 面倒事に巻き込むとか万死に値する!」

やっぱ、面倒だからってホイホイ転移魔法とか使うもんじゃねぇな。俺が面倒事に巻き込まれるならともかく、生徒を面倒事に巻き込むとかマジで俺死んだほうがいいんじゃないか?

「いや、それは、その……そのおかげで色々知る事が出来たし……そう、選択の幅が広がった、かな? だから先生もあんまり気にしないで」
「あ、そう? じゃあ、気にしないわ」
「……それはそれで何かムカツク」
「サーセン」

こうなってしまったからには、中途半端に片付ける事はしないさ、俺の責任だしな。
2-Aメンバーとも結構長い付き合いだけど、大河内とこうやって話すの初めてか俺? つか、普段より喋ってる自分が居る、大河内効果か?

「あ、そうだ。この事は誰にも言っちゃ駄目だぞ? もし誰かに喋ったら……」
「しゃ、喋ったら?」
「先生が大河内に、口では言えないあんな事とかこんな事とかする」
「……先生不潔」
「……嘘だよッッ!? 信じるなよ!? そんな事しないからな!?」
「わかってる、ちょっとからかっただけ。先生って愉快な人だよね」

大河内も十分愉快な奴だよ! 「先生不潔」って言った時の表情なんて、マジで虫けらでも見る様な眼だったからな、背筋が凍るかと思ったぜよ。くそ、今度から思いっきりからかってやる!

「そうそう、色々知っちゃった大河内に、ついでだから俺の秘密を教えてあげる」
「え、なになに?」

ほっほっほっ、食いついてきますたな。それじゃあ、へーんーしーん!

「――っ!!」
「ぬこでした」
「……え? アレ、嘘、え? 先生、アレ?」

おっと、思った以上に効果があったみたいでありますな。見事な混乱っぷりであります。

「ぬこでした」
「そ、そっか、先生って猫だった、ってえぇ!? タマ? 先生タマだったの?」
「ぬこです」

タマでした。ほっほっほっ、大河内のリアクションは中々面白いではないか。褒めてつかわすぞ。

「あ、だからお風呂に入ってこなかったり、着替え中とか居なくなったりしてたんだ……」
「紳士なぬこですから」

せったんとかマナマナとか、朝霧=タマって事を知ってる子も居るからな。紳士なぬこは着替えなんて覗かないんだぜ。風呂の時も全力で逃げる。

「……近衛さんとは一緒に寝てるのに?」
「昔馴染みだからそれぐらい構わないと思います、それにぬこだし」

抱き枕にされる事も多いからねぇ、護衛役でもあるからこのかとは一緒に寝る事が、割と日常茶飯事。

「……でも、近衛さんのほっぺとか舐めてたよね?」
「慰めてるんだよ! ぬこだから喋るわけにはいかんでしょ!」

せったん関係で落ち込んでる事とかあるから、そういうの見過ごしたらいかんでしょ。飼いぬことしてはさ! それに天然なこのかは、『タマ』に相談する事もあるから、何らかのリアクションを返して、味方だと言うことをアッピルする必要もある訳で―――

「先生やっぱり不潔……」
「おいぃぃぃ!? お前人の話聞いてる!? ねえ!?」
「どうしよう……私、先生に汚されちゃう……」
「ホントやめて!? 泣くよ!? 先生ぬこだけど泣いちゃうよ!?」
「冗談だよ?」
「心臓に悪いっつーの!?」

何この子? こんな短時間に強くなってるなんて……大河内恐ろしい子! これはもう、念入りに計画を立てて報復するのは確定的に明らか。

「とにかく、魔法関係については秘密な? 一応、先生も他の魔法使いに事情話しておくから」
「……大丈夫なの?」
「大丈夫、大丈夫」
「ならいいんだけど……先生ってなんか、抜けてるっていうか……足元がお留守?」

失礼な奴だなっ!? 真顔でそういう事を言うのやめれ、傷付くから!

「うるさいよ! ヤムチャと一緒にするなよ!」
「まあ、先生が大丈夫、っていうなら信用するしかないかな? あ、さっき近衛さんと昔馴染みって言ってたけど、近衛さんも関係者だったりするの?」
「んにゃ、近衛は何も知らんよ、親の方針でちょっとね。詳しくは言えないけど」
「でも、朝とか二人で何かやってるよね?」
「おま、アレ見てたの? アレは合気道をね、ちょっと指導してるのでありますよ」
「へぇ……」
「最近物騒ですから、護身術の一つも覚えておいたほうがいいって言う話。大河内もやってみる? ガシッ! ボカッ! と殴りあう様なもんでもないし、何かと役に立つ日が来るかもだぜ?」

大河内は美人さんだからな、変な輩に狙われないとも限らんし。護身術の類は覚えといて損はねぇ。

「うーん……考えとく。あ、魔法の方もね、少しだけ時間欲しいかな」
「うぃ、それじゃ先生ちょっと行って来るわ」








とまあ、そんな訳で、交流のある魔法先生達に集まってもらいました。メンバーはタカミチ、瀬流彦先生、刀子さん、ヒゲグラ。

「珍しいね、朝霧先生がこっち関係で話があるなんて」
「もしかしてまた変な技でも考えたのかい?」

瀬流彦先生の言う通り、普段集まる時もそういう話をする事もあるけど、大体どうでもいいような話とかくだらない話で盛り上がってるからな。
つか、タカミチ。いつ、誰が変な技考えたよ? 黒歴史暴露すんぞ!

「どうせまた下らない事でも思いついたのでしょう? はぁ……合コン行きたい…」
「出会い、というのは何時いかなる時にあるかわからんもんだ、そう慌てる事もないだろう葛葉」
「あ、慌ててなんかいません!」

今回来れなかったのは、ニクマン、じゃない弐集院先生とガンドルたん、それに明石パパンだな。三人とも子持ちでありますからなー。明石パパンは何ぞ研究でもしてヒッキーしてる可能性があるけど。
つか刀子さん自重、下らない話じゃないよ! 割と重要な話しだよ! ヒゲグラは漢レベルが高すぎるからちょっと下げて。男の俺から見ても格好いいとか半端ねぇな。
さて、あんま焦らしてもアレだし、さっさと本題に入りますかね。

「えーそれではですね、皆さんにね、ちょっと殺s(ryじゃない、ご報告したいと思います。あ、取り合えず皆さんお茶でも飲んでリラックスして下さい」

一斉にお茶を飲み始める先生達。まあ、特に何か仕掛けてる訳でもないしね。このお茶に使った茶葉結構高いんだよな。俺が買った訳じゃないんだけど。ん、さて―――

「突然ですが、私、朝霧裕香。タカミチが担当する2-Aの大河内アキラさんに魔法バレしますた」
「「ぶふぅー!?」」



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