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朝霧先生(ry 16話 せったんがgdgd、別荘でもgdgd。

漆黒の堕天使速報。偶然会った龍宮真名に「君は……俺と同じ匂いがする」と、言っていたそうです。

「どんな匂いなんだ……」
「私に聞かれても困る……」

堕天使の行動の意味が分からず、龍宮と一緒に頭を抱えてしまった。もしかしたら次のターゲットは私かもしれない。いや、お嬢様と言う事も……一応、注意しておくか。いざとなれば朝霧先生に……ッ。
あー、朝霧先生と言えば。

「あ、もふもふ解禁してあげるの忘れてた」
「それはそれは……朝霧先生も大変だ、くくく」

まあ、それは後でいいだろう。 今もどうせエヴァンジェリンさんの所に……ん? エヴァンジェリンさん? ま、まずいっ!

「あの人の事だ、今頃、絡繰にでも慰めてもらってるだろう」
「いや、問題はそこじゃない……そこじゃないんだ龍宮」

エヴァンジェリンさんは、私と長、高畑先生と学園長を除いて『あの事』を知っている一人だ。まずい、これは非常にまずい。今の所、『アレ』を楽しむ権利があるのは私だけなのだが。
エヴァンジェリンさんの事だ……あの手この手を使って……朝霧先生に『アレ』をっ!

「ああ、私とした事が……何たる不覚っ!」
「お、おい、刹那? 一体なにを焦っているんだ? ははーん、さては絡繰に嫉妬――」
「違う、問題は茶々丸さんじゃない、エヴァンジェリンさんなんだ」

茶々丸さんは『アレ』の事は知らない筈、知っていれば問題が増えてしまうが。

「はあ? ……あの人は、正直言って朝霧先生に弄られている姿しか、思い浮かばないが…」

それは間違いではない。以前、朝霧先生はエヴァンジェリンさんの事を、ネタ的な意味で大好物だと、仰っていた。茶々丸さんにその時の映像も見せてもらった。……思わずお腹を抱えて笑った記憶がある。いや、それはいい。

「実は…ここだけの話、朝霧先生は私よりも一回多く変身する事が出来る」
「…………………な、に?」
「嘘みたいな話だが、本当に出来る」
「……自由自在に猫になれる時点で、結構人間辞めてると思ってたが」
「ちなみに四足歩行だ、この意味がわかるな?」
「……わからんよ」

わからないならそれでもいい。アレはいいものだ…もふもふ的な意味で。毛並みが綺麗で、程よくもふもふしている。アレに抱きつくと凄く気持ちいい。小さい頃、私がぐずるとよく変身してあやしてくれたのを覚えている。云わば思い出のもふもふ。

――もふもふしていいのは、もふもふされる覚悟のある奴だけだ!――

だからこそ、私も朝霧先生に、翼をもふもふする権利を与えているのだ。……される方も割と気持ちいいのだが、言わない。調子に乗るから絶対に言わない。

このちゃ…お嬢様の癒しオーラを究極とするならば、変身後のもふもふは正に至高。多分に身内贔屓が入っているかもしれないが、アレは良い。ああ…もふもふしたい。もし、お嬢様があの姿を見たら……一日は確実に抱きつかれたままだろう。それはそれで私的にはご褒美だからいい、究極と至高、いいじゃないか。

「釘を刺しておいて良かった……」
「まあ、何だ、ほどほどにな……」

今日ほど、躾が大事だと思った事は無い。








―――別荘。

「これで……詰みだ」
「…………」
「詰・み・だ!」
「ま、参りました! 参りましたよ! 何この人? 将棋の強さも人外とか…」

飛車角無しで負けるとか俺弱すぎ、じゃねぇ。エヴァが強すぎるんだ。さすがは600年生きたババァ。ババァー! 俺だー! ……別にいいや。もう二度とエヴァと将棋なんてやらないよ!
こうした事で頭を使うのは好きなんだけど、如何せんエヴァが強過ぎる。経験ってのはパねぇっス。

「お疲れ様です、朝霧先生。…ついでにマスター。お飲み物をお持ちしました」

ナイスタイミング。頭使って少し疲れてた所だったから助かる。茶々丸は本当にかゆい所まで手を届かせてくれるなぁ

「ありがとう、茶々丸。ホント気のきくいい子だわぁ……茶々丸、愛してる」
「私もです、朝霧先生」
「黙れ馬鹿共。あと、茶々丸、私をついで扱いするな!」
「え?」
「え?」
「い、一々私をイライラさせないと気が済まんのか、貴様らはっ!」

一々反応するから弄られるんだよ。もう少しゆるーく生きてみようぜ! このやり取りだって何度もやってるんだから、そろそろ耐性付け様ぜ。
しかし、別荘はいいな、ここにいるだけで俺のニート力が上がってくのを感じる。働かない時間が増えるのは良い事でありますな。

ここで声を荒げて怒鳴り散らしてたエヴァが、息を若干切らしながら。

「さ、さて、馬鹿霧。敗者がどうなるか、わかっているな?」

鬼畜ゲーのキャラみたいな事を言うのな。エヴァの言う通り俺は敗者だからなぁ。

「仕方ないなぁ……脱げばいいんだろ、脱げば……」
「違うわぁッッ!? 誰も脱げなど言っておらん! 何とち狂った事を言っているんだ貴様は!」
「え? これって負けた奴が脱ぐ、脱衣将棋じゃなかったの?」

敗者が脱ぐのは鉄板だと思ってたんだけど、違うのか?

「私もそう思ってwktkしていたのですが……朝霧先生のヌード的な意味で」
「ちゃ、茶々丸になら……み、見せても……いいよ?」

恥ずかしいけど、茶々丸が望むのなら俺、羞恥心を力に変えてテラの如く命懸けのヌードを!

「き、気持ち悪い事を言うなーッ! あー、もういい加減にしないと貴様らまとめて消し飛ばすぞ!」

ああ、別荘の中だから魔法使えるんだったな。発言には気を付けないと、エヴァのエターナルフォースブリザードが炸裂して俺達が死ぬ。やはりカルシウムが足りないな、そんな事で超高等魔法を使われるんなら、何度喰らえばわからんくなるくらいのフラグ立ててるぜよ。

「将棋を始める前に言っただろう、敗者は勝者の言う事を一つだけ聞かなければならない、と」

あー、そういえばそんな事言ってた様な気がする。

「……そもそも実力差的に考えて、俺が不利過ぎる件」
「ハンデもくれてやっただろうが」
「それでも圧倒的な実力差は覆らなかったよ! どうせなら歩と王だけでやってくれよ!」
「まあ、その条件でも私の勝ちは揺るがなかっただろうがな」

うほっ、悔しい事言ってくれるじゃないの。よし、いい事思いついた。エヴァお前今度から王だけでやれ。じゃないと絶対に勝てない。……うわぁ、俺情けねぇ。

「そこまでの実力差があるのをわかっていながら、あの条件を出すとは……汚いですさすがマスターきたない」
「うるさい! その条件を飲んだのは馬鹿霧だ! 文句があるなら馬鹿霧に言え!」

くそ、これだから無駄に生きてる奴は。じいちゃんも囲碁とか勝てないって愚痴ってたもんなぁ。
娯楽でまでチートっぷりを発揮しなくてもいいじゃないか。コード教えろよ。

「さぁーてぇ、クックックッ……どうしてくれようか。ああ、考えるだけでも楽しいなぁ、クックックッ……ハハハハ、ハーッハッハッハッハッハッ!!」

何この、月を見る度思いだせ的な人みたいな三段笑い。というか、何でこんなスーパーハイテンションなの? テンション上げまくりなの? 一気に100%溜まっちゃったの? それともドルチルなの?
近年稀に見るハイテンション。一体どんな事をさせられるのだろうか? 

「ああっ! 朝霧先生の貞操が……きっとマスターに○○○○を限界まで○○かれて、○○○○○に○○○○○○○た上に○○させられ、息も絶え絶えになったところでマスターの○○○○に……おかしいですね、ちょっとみなぎってきました」

キンキンキンキンな台詞吐きまくりな茶々丸。うたらじでも十分活躍出来るくらいのキンキンキンキン。表情を変えずにケロリと言ってしまうなんて、マカビンビンでも飲んだんじゃないだろうか?

「何を考えている馬鹿従者ッ!! だ、誰もそんな…そんな事するとは言っとらんわッ!! 大体なんだその妄想は!? あと、少し落ち着け、みなぎるな!」
「ひいぃッ……俺、そんなの耐えられないよぉ……」
「貴様も! 真に受けるな馬鹿霧!」

だ、だって、茶々丸が言った通りの事をエヴァがやったら、絶対に容赦なんてしない。俺が喘ごうが感じようが騒ごうが、そんなの構わずに……っひぃ!

「私も混ざるのはありですか?」
「だからせんと言うとろうが! それに混ざろうとするな!」

ほっ、良かった。危うく18禁指定の汁だく展開にされる所だった。鬼畜調教ルートはマジ勘弁。
一通り怒鳴り散らして落ち着いたエヴァ、微妙な表情を浮かべつつテーブルに頬杖を付きながら。

「ふん、まあいい……馬鹿霧。貴様、久しぶりにあの姿になってみろ」
「や」

鼻を鳴らして平静を装い、勝者の権利を行使して来たので一蹴しますた。

「!? な、何だと? 私は勝者だぞ? ガキでもあるまいに、言う事を聞け!」

俺の返答が予想外だったのか、若干焦りを浮かべながらわがままを言い始めてしまったのであります。
や勿論、エヴァは勝者で敗者が俺だから、本当なら従わざるを得ない筈なんだけどぉー。

「やだ、面倒だし、疲れるし」
「あの、マスター? あの姿とは…何の事でしょう?」
「ん、ああ、そういえば茶々丸は見た事がなかったな。この馬鹿霧はな、人から猫、さらに猫から別の姿に変身する事が出来るんだよ」

最終形態と呼んでいます。朝霧ボディやタマボディを遥かに凌ぐ戦闘能力と、もふもふ力を兼ね備えたマスコット的な化物形態。

「マスターと同じで、とっくに人間を辞めていたのですね、朝霧先生」
「俺は人間を辞めてるぞおおぉぉぉぉ!!」
「うるさい。いいから貴様は黙って私の言う事を聞け」
「だから嫌だって言ってんじゃん。疲れるんだよ……ほら、フリーザ様も変身する最中は苦しそうにしてただろ? 変身後もハァハァ言ってたし」
「以前、貴様が変身した時はそんな素振りなんぞ、微塵も見せなかっただろうが」
「気分の問題だよ、気分の」

そっちの方が変身したーって気になれるんだよ。ザーボンさんとは違うのですよ、ザーボンさんとは。
あっさり変身なんて、目立ちたがり屋の俺がする訳ないですよっと。

「いいからやれ。私は……その、あの毛並みが、アレだ、好きなんだ、知っているだろう?」
「無理」
「な、何故だ…?」
「だってせったんに「最終形態は、私の許可が出るか、本当に追い詰められるまで晒してはいけません」って言われてるし」

何年前だか忘れたけど、ホイホイ最終形態に変身してる事を伝えたら、こんな事を言われたって話。確かに、最終形態と呼ばれる物なんだから、いざって時意外に使うのは何か違う気がするし、せったんの言う事には逆らえないのであっさり了承してしまいますた。

せったんからの許可無しで変身したら駄目、なんて知ったエヴァ様。わなわなと震えながら一気に爆発。

「あ、あんの…腐れハーフがぁ!? 余計な事を言いおってからにぃッッ!! 貴様も! いいように躾られるなド阿呆!! 貴様にはプライドと言う物がないのかぁッ!!」
「そんなもん、とっくの昔に詠春おじ様と二人で、ドブに捨ててきたよ!」
「こぉのぉえぇえいしゅうううううううううん!! どういう育て方したんだあの馬鹿は!?」

プライドで飯が食えたら苦労しないんですよっと。それに、生きてれば逆らえない人の一人や二人出来る物であります。詠春おじ様には何故か反抗出来ちゃうけど。

急な展開に困惑していた茶々丸、何故か知らんけどソワソワしてる、超ぷりてーですね。そんなソワソワ茶々たんがおずおずと口を開く。

「あの、朝霧先生? その変身後、というのはどの様なお姿なのでしょうか?」

ああ、最終形態の姿が気になってソワソワしてたのか。んー、最終形態の特徴とか言っていけばいいのかな? 取り合えず言ってみよう。

「四足歩行」
「他には?」
「何か大きめの翼が生えてる」

竜が持つ様な翼に近い感じかな。でも残念ながら竜の翼じゃないらしい。

「ほ、他には…?」
「バイオ4のヴェルデューゴみたいな尻尾がある、あと結構伸びる」

堅いし伸びるし見た目意外と格好いいから、最終形態の身体の中でも結構お気に入り。

「な、成る程……ほ、他に特徴はあるのでしょうか…ハァハァ」
「ぬこっぽい」
「!?」
「大型のぬこ科っぽい」

虎っぽい感じだな。馬鹿でかくて白い虎。もふもふ力が異常に高い、せったんのお気に入り。

「こうして特徴を言われて見るとアレだな、グリフォンに近い姿だな。間違いなく猫科の生き物がベースだろうが」
「グリフォンっていうかキメラ?」
「色々混ざってる様だからなぁ……それもあながち間違いではないだろう」
「そ、そのお姿の……写真などはないのでしょうか?」
「ある訳ないだろうが、滅多に変身しないのだからな。ああ、くそッ! 忌々しい!」

今井マシーン! と叫びながら、エヴァが地団太を踏んでいる。そこまで悔しがる事ないと思うけど。
何を考えて創ったのか、研究者達に小一時間問い詰めてみたいわ。まあ、ぬこメインだからいいけど。牛メインとかだったら泣いてるぞ。

「わ、私がお願いしても……駄目なのでしょうか?」
「へ? うーん……こればっかりはなぁ…約束破ったらもふもふ禁止期間延びるし」
「で、では桜咲さんの許可があれば、いいと?」
「出してくれるかなぁ? 許可」
「あの堅物がそうそう許可など出す訳ないだろうが、まったく…これだから最近の若いもんは…」

茶々丸になら見せて上げてもいいんだけどな、だがもふもふ禁止はきつい。もふ禁が長引けば命に関わる……訳じゃないけど、それぐらい俺にとっては深刻。死活問題でありますな。

「―――ケケケ、御主人ザマァ」

悔しがるエヴァを嘲笑うかの様な声。実際そうなんだろうけど。

「む?」
「そ、その声はッ!? こ、心の友! 心の友なのか!?」

麻帆良でじいちゃんやエヴァ並に長い付き合い。酒の趣味も合う正に心の友。

「オウヨ、久シブリダナ、朝霧」
「久しぶりって、三日前に会ったばっかり……いや、別荘の中に放置されてたんなら」
「アア、72日以上ブリダナ」
「ああ、なんて酷い! おまけにこんな雁字搦めに縛られて……そんなにマニアックなプレイがしたいのか!」

いくら、愛しのナギぃが来なかったりするからって、自分の従者に欲求ぶつけるなんて……っ!

「プレイではない! チャチャゼロのアホが余計な事を言うからだ!」
「何と言う鬼畜外道なマスター、そこに痺れもしないし憧れもしません」

取り合えず、茶々丸と二人で解いてやる。無駄に固い上に、団子結びとか鬼畜過ぎる。

「アー、ヨウヤク自由ニナレタ。ッタク、ヤリスギダゼ、御主人」
「従者虐待にも程がある……」
「ふんっ」
「ソウヤッテツンツンシテルカラ、サウザントマスターニ逃ゲラレタンジャネーノ?」
「き、貴様ーっ!? よ、余計な事は言うなとアレ程――」

チャチャゼロの報復が始まった様です。この主従も仲が良いんだか悪いんだか。いや、喧嘩するほど仲が良いって奴なのかねぇ。つか、チャチャゼロのツッコミだって日常茶飯事なんだから、軽く流してやってくんろ。

ナギ・スプリングフィールドに逃げられたって、そいえばじいちゃんから聞いた事があるな。

「ああ、確か……「光に生きてみろ、お前は闇っぽいから、光と闇が備わって最強に見える」だったっけ?」
「ええ、それに「暗黒が持つと逆に頭がおかしくなって死ぬ」と続きます」
「違う! 混ぜるな馬鹿共!」
「こうして、封印されてしまったエヴァは、夜な夜なナギ・スプリングフィールドの写真を見ながら「ナギぃ…ナギぃ…ああ、いいぞ、次はション――」
「そんな事するはずないだろうが!? しかも何だ!? 何を言おうとした貴様!?」
「……随分マニアックな一人プレイですね、マスター」
「信じるなーっ!?」

じいちゃんのおかげで、エヴァをからかうネタに困らなくなったよ!



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