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朝霧先生(ry 31話 ネギくんの初日がgdgd。その一。

「麻帆良よ、 俺は帰ってきたぁ!」
「お姉ちゃんが寝言で同じ様な事を言ってましたよ?」

マジでっ!? 実はネカネさんの身体って、ネタで出来てるんじゃないか?

「それにしても、凄いですね……」
「麻帆良では日常茶飯事だぜ!」

まあ、初めて見た奴は大体そう思うだろ。常識? 何それ? 美味しいの?
元気と言うか、あずましくないというか……忙しい人の為の移動購買部なんて物もある。俺は生徒や先生方にたかってるから買わんけど。

「さ、ボケっと突っ立ってないで、俺達も急ぐぞー」
「あ、はい。初日から遅れる訳にはいかないですもんね」

俺は別に遅れてもいいけどね、職員会議とか面倒過ぎるし出ても寝てるからな。ニートには会議も教科もないんだよっと。
正式に副担任になった訳だけど、広域指導員とかそのまま続ける事になるんだろうか? 嫌だなぁ……限界まで数揃えてから集束させた魔法の射手で、薙ぎ払ってもいいなら楽なのに、OHANASHI的な意味で。

「さてさて、何処かな何処かな?」
「迎えの人、でしたっけ?」

そうですよ。俺が居るからいらないと思ったんだけどね。つーか、簡易ではあるけど普通に身体強化掛けてるんだね、ネギくん。追いかけっこの時もそうだったけどさ。んー……お、居た居た。

「こーのーかー!」
「あ、裕香ー! おかえりー!」

さすが俺の飼い主。しかしなんだ、おかえりと言ってもらえるのは嬉しいねぇ。あまりの嬉しさに、思わず、

「高い、高ーい!」
「あほぉ! は、恥ずかしいからやめぇ! 皆見とるやないかー!」

つい、高い高いやっちゃったんだ。おお、軽い軽い。と、あまりやりすぎると飯抜きにされてしまうから、この辺でやめておこう。本当はこの後、ぐるんぐるん回す予定だったんだけどね。……セクハラじゃないよ! スキンシップだよ!

「もう、三日も会えないとか、俺寂しくて死にそうだったわ……」
「ウチも出張先でちゃんとご飯食べとるか、心配やったわぁ」

俺の駄目さが伺えるコメントである。飯は向こう側がちゃんと用意してくれましたよ。二日目で味噌汁と白米が食べたくなったがね! 日本食最高だよ日本食。
――って、ん? 何やら明日菜から不穏な気配が。

「何だとこんガキャー!」

おお、初対面のネギくんともう打ち解けたのか、さすが明日菜だな。2-Aのヌードメーカーなだけの事はある……あ、ヌードメーカーはゴッドマソだったわ。ただし頭に『麻帆良の』と付くが。
ネギくんと明日菜の微笑ましい(笑)やり取りをニヤニヤしながら見ていると、このかがキョロキョロと辺りを見渡し。

「新任の先生はどないしたん? 何処にも見当たれへんけど?」
「今、明日菜にアイアンクローで持ち上げられてる子がそうでありますよ」

うむ、中々に激しいスキンシップだな。若い者同士、元気なくらいが丁度良い。

「……嘘付きは嫌われるで? あの子は……初等部の子が紛れ込んだんちゃうん?」
「いやいやいや、それが本当なんだわ」

労働基準法? そういえばそんなのもあったね。つか、明日菜力持ちだな、凄い凄い。
アレ? 明日菜もしかして怒ってるの? 右手が疼いてしょうがないの? このままネギくんの頭をヒートエンドなの?

「明日菜明日菜、そのままだとネギくんの人生が終わってしまう」

初日でBADENDを向かえるのは、さすがに可哀想なので、鬼の様な形相でネギくんにアイアンクローをお見舞いしている明日菜を宥める……が、何やら相当頭にキているらしく、止まる様子が無い。むしろヒートアップしてる気がするのであります。

「あん!? 知らないわよそんな事!  何このガキ? アンタの知り合い? どんな事情があるのかはわかんないけどね、ここはガキが来るようなところじゃ――」
「いや、いいんだよ明日菜くん」

この無駄にだんでぃーなボイスはっ!? まさか我が友!?

「ニコチン中毒! ニコチン中毒じゃないか!」
「うるさいよアルコール中毒。や、ネギくん、久しぶり」

中毒じゃないよ! ただの酒好きだよ! 酒は俺にとって命の水なんだよ!
あー…考えたら飲みたくなってきた。タカミチめぇ、意外と策士じゃないか。

「た、高畑先生! お、おはようございます!」

若干顔を赤らめながらの挨拶。見事な変わりようだな明日菜、さすがは恋する乙女の反応速度。

「久しぶりタカミチー!」
「げっ!? も、もしかして知り合い!?」

もしかしなくても知り合い。どれくらいの仲かと聞かれれば、早乙女が喜びそうなくらいの仲だと、学園の中心で叫ぶくらいであると思う。タカミチ×ネギくん……これは流行る! むしろ流行れ!

「……変な事考えてるんじゃないだろうね、裕香くん」

今日は無駄に鋭いじゃないかタカミチ。だがもう遅い。今日中に早乙女の耳に入れ、俺に来る被害を無くす!
まあ、それよりも茶々丸×タマ本をずっと待ってるんだが、いつ描いてくれるんだろう早乙女?
と、俺が余計な事を考えている間に、やや疲れ気味のタカミチがため息を付いて、ネギくんに向き直る。

「まあいいや。麻帆良学園にようこそ、ネギ先生。裕香くんの相手は疲れたろう?」
「先生? ゆ、裕香の言っとった事ってホンマやったん?」
「俺はたまにしか嘘を付かない」

と思う。つか、失礼だなタカミチ。俺の相手なんて楽過ぎるだろ。最悪、飯与えて放置しとけばいいんだから。

「この度、この学校で英語の教師をやる事になりました、ネギ・スプリングフィールドです」
「は、はあ?」
「明日菜明日菜、これ本当の事だから理解しようぜ。そして理解したらリアクション」
「え、ええー!? って、何やらせんのよ!」

明日菜は本当にノリがいいな、オジコンだけど。オジコン関係ないか。
と、タカミチの登場で一旦は収まったかのように見えた明日がまた暴走しはじめた。やはり右腕に宿るあの力が暴走したか……くそ、俺の所為だ! 冗談だけど。
ふむふむ、失恋? ネギくんが失恋? いや、この場合明日菜が失恋……した訳じゃなさそうだな。したら死んだ魚の様な目になってるだろうし。

「大体、私はガキが嫌いなのよ! あんたみたいに無神経でチビでマメでミジンコ……ああ、違う違う! 朝霧先生の事じゃないから! お願いだから涙を溜めないでー!」

う、うるさいやい! 俺だってなぁ! この出来そこないの贋作がなければ今頃!
って、お? ちょっと待てよ、ネギくんから魔力反応だと? 

「はくちんっ!」
「えっ!?」

いやーんもーれつー。ネギくん……魔法のコントロールくらいしようぜ。つか、これ武装解除っぽいな。くしゃみで武装解除とか意味がわからん。あとスースーする。

「……何か脱げてる訳だが?」
「……奇遇ね、私も何か脱げてるみたいなんだけど?」

どうやら効果範囲内に居てしまったらしく、武装解除っぽいのをまともに受けてスーツが消し飛んでしまったんだぜよ。

「うわぁー……裕香のトランクス、猫さんいっぱいやねぇー」

微妙な空気をかもし出している俺達に構わず、このかのどこか外れた発言。茶々丸がプレゼントしてくれたんだ! お返しに『きてぃ』のぬいぐるみをプレゼントしたけど。皮肉なんて一切含まれてません。だって、茶々丸へのプレゼントだもん!

「とっさに目を逸らすとは、中々に紳士ではないかタカミチ」
「そ、そりゃあねぇ……」
「それにしても、俺はネギくんが英国紳士だと思っていたんだけど。実は、変態紳士……の上を行くド変態紳士だったとは。これは予想外」
「ち、違います!」

何ですか? 俺と明日菜、ゴッドマソの仲間入りですか? 脱げレンジャーとか結成した方がいいんですか? ゴッドマソと明日菜はともかく、俺のサービスシーンなんて誰も得しねぇな。

「取り合えず明日菜。一発でかいのいっとけ」
「な、何なのよぉぉぉぉぉ!! コレぇぇぇぇぇぇ!! って、またかい!?」

意外と冷静なのな明日菜。何て言うか、どう反応していいかわからんわな。だって俺にもわかんねぇもん。








とまあ、ネギくんが、男でも構わずにホイホイ脱がす子だとは、先生思わなかった訳ですが。
いつまでもおパンツ一丁で居る訳にも行かないので、取り合えずお着替え。予備のスーツ置いといて良かったー。いや、もう面倒だからジャージでもいいんだけどねぇ。
パパっと着替えを済ませて学園長室。ふむん、明日菜がジャージ姿になっているのであります。

「じいちゃんじいちゃん。俺外でパンツ一丁になったの初めて!」
「フォっ!?」
「ごごごご、ごめんなさい!!」

俺はいいんだけどね、いや駄目だけどさ。それよりも明日菜なんだわな。一般常識も身に付いてるっていうから安心してたのに。無理矢理女性を脱ぎ脱ぎしちゃ駄目だよ。ちゃんと許可貰ってからじゃないと。怒りのあまり明日菜も学園長に食って掛かってるし。
よく考えると修行のために先生って言うのも珍しいよな。普通に師匠探して修行するだけじゃなく、やっぱ一般人に溶け込むって事も修行の一つなのかね。麻帆良で意味があるのかどうかよくわからんけど。

「まずは三月まで教育実習、一応補佐として、副担任にはそこの裕香が付く事になっておる」
「普通逆じゃないんですか?」
「普通じゃないのが麻帆良クオリティ。それに、俺が担任なんて面倒な事引き受けると思う?」
「……思わないわね」

そういう事。これはもう決定してる事でもあるから変更は出来ません。俺は補佐と言う名のニートだけど。ああ、早く別荘に行きたい……酒もあるし、一時間が一日だし、正に天国じゃないかぁ! 
ん? 学園長室に近づいてくるこの気配は……しずな先生か。いつもの様にニコニコと人受けする笑顔を浮かべて入室。相変わらずのナイスバディである、おっぱいすごい。

「……朝霧先生? どうして私の胸を見ながら拝んでるのかしら?」
「偉大なる乳神様を見かけたら、拝めって……電波が届いた」
「裕香、それセクハラやえ」

まあ、そんな乳神様の胸に突っ込んでるラッキースケベなネギくんも居る訳ですが。やはり、彼には『ド変態紳士』という、名誉で不名誉な二つ名をプレゼントするべき。というか先生の脳内ではもう確定しておりまする。

「ああ、そうじゃ。ネギくんの住むところが決まるまで、明日菜ちゃん達の部屋に泊めてやって欲しいんじゃが」
「ちょ、ちょっと待って下さい!? 何で私達の部屋なんですかっ!? 住むところなら朝霧先生のところだって! ……いや、朝霧先生のところは駄目ね」
「そういう事じゃ。他の先生達も色々と忙しくてのう。かと言ってこの広い麻帆良で一人暮らしさせる訳にもいかん」
「はー、話ってこの事やったんやねぇ。てっきり裕香がクビになるんちゃうかと、ハラハラしとったわ」

酷い反応である。まあ、俺ってあんま家に帰らないから、ネギくんが住む事になったらとんでもない事になる件。食料も無い上に酒しか置いてないからな。
一応、必要最低限の物は置いてあるけど。食は他で補ってるので。つか、じいちゃんも思い切った事するのな……じいちゃんだけの決定じゃない様な気もするけど。守る対象は一つに纏めるか。このかは分かるとして、明日菜ってなんかあるのかね?

「一先ず、明日菜ちゃん達は教室に戻りなさい。しずなくんはネギくんの案内を。裕香は少し残っとくれ」

俺だけ残すとか、俺の出張中になんかあったのかな? 西の方でまた変な動きがあったとか、詠春おじ様がそろそろぶち切れそうだとか……ありえなくもないから困る。
まだ怒りで顔が般若みたいになっている明日菜達。その後に続く様、乳神様に手を引かれてネギくんも退出。学園長室に俺とじいちゃんだけのウホッ! 空間になったところでじいちゃんが口を開く。

「さて、ネギくんの護衛ご苦労じゃった」
「いやいや、ぶっちゃけ遊んでる様なもんだったけどね。じい様、校長も話のわかる人だったし」
「フォッフォッフォッ、随分と仲が良くなった様じゃのう。……仕事中に酒を飲むのは関心せんが」
「それはそれ、これはこれ」

俺から酒を取ったらほら、ぬこしか残らないじゃないか。一人で飲むのもつまらん訳で。それに、じい様酒飲みつつ仕事きっちりこなしてたし、マックさんが呆れてたけど。校長としての責任かどうかはわからないけど、どんな状況でも仕事をこなしてしまうのは素直にすげぇと思ったわ。

「それで、どうじゃ? お主から見たネギくんは?」
「向こうじゃ特に気にする様な事はなかったんだけどねぇ……まさか脱がされるとは思って無かった」
「……さ、災難じゃったのう」

災難というか……魔法学校の先生達は何を教えてたのかと小一時間問い詰めたい気分になった。いや、もしかしたら、向こうじゃくしゃみで武装解除なんて当たり前なのかもしれない。『こういう体質』なんだろうという固定概念でもあったんじゃね?

魔法暴走でも魔法は魔法。魔法を日常で用いる事が、通常な魔法学校じゃ異常とは思われなかったんだろう。頼むから、魔力のコントロールくらいきちんと教えてくれー! 未熟な魔法使いならともかく、熟練の魔法使いなら、ネギくんの保有する魔力量くらいわかるだろっと。

「きっと、『何かの目的の為に使う魔法を教える』事を優先してたんじゃないかなぁ。あと自分の生徒が優秀だと嬉しいだろうし、その所為で視野が狭くなったとか……ネギくんもその傾向があるし」
「なるほどのう……ネギくんには夢があるからのう、そのきっかけとなった過去もある。幼少期に刻まれた何かが枷となり、知らない内に彼の視野を狭くしてたのかもしれん。周りも幼いながらに頑張るネギくんに、何かを思ったのかもわからん」

向こうでも図書室で何かしらの魔導書を読んでる事が多かったもんな。努力家ではある、だけど『どうすれば』『こうなる』と言う事がまだわかってないみたいだ。子供……つか、大人になりたい子供ってところかな? じい様もその辺気を付けて……いや、校長が身内とは言え、一人の生徒だけを特別扱いする事は出来ないか。

それに魔法世界に関する問題も色々ある様だし、そりゃ忙しいわな。むしろ俺が行った三日間居てくれたのが奇跡だったんじゃないか? それでもまあ、簡易でもいいから、魔力の効率的運用法をカリキュラムにぶち込んだ方がいいと先生は思いますよっと。 や、向こうがどんな風に魔法教えてるかわからんけど。ネギくん並の魔力を持った人間なんて少ないだろうしなぁ。

「……三日もしない内に魔法がバレるんじゃないかと思うわ」
「……う、うむ、ワシも今色々と考えてみたんじゃが、それも十分ありうる」

大丈夫かなぁ? 魔法バレするのは別にいいんだけどさ。後の始末がちゃんと出来るかどうかなんだよなぁ。記憶を消すにしろ、黙ってもらうにしろ、協力してもらうにしろねえ。
『子供』が通用するのは一般人まで、こっちの世界でそんな事が通用しないのは身を持って知っている。麻帆良に居る限りは大丈夫かもしれんけど、もし外に行く事があるかもと思うと……少し心配だねぇ。

「まあ、俺は駄目人間のニートだから、傍から見つつ楽しませてもらうけど」
「きちんと働きなさい、と言いたいところじゃが、有事の際に動いてくれればかまわん。エヴァとてそうじゃしのう。それにお主の本当の仕事はこのかを守る事じゃ」

まあ、確かにね。副担任になったのだって、守り易い立場に居る為だから。

「頑なだった婿殿ものう、万が一、このかに魔法がバレてしまった場合は……わし等に判断を任せると言うておる。あの婿殿がじゃ」
「え、詠春おじ様がっ!? そりゃまたなんで? って、聞くまでもないか……」

どの時期にどの様に、何を仕掛けてくるかわからんからか。確かに、ネギくんが来た事により多少それが早まったりするかもしれない。が、それはネギくんが居なくてもそう変わるもんじゃない。もし、形振り構わず何かを仕掛けて来る事があれば、何処に居たってどうにかなる可能性はあるんだし。

麻帆良の中ならまだいいが。三年になれば修学旅行だってある。何処が旅行先になろうとも、その気になればどうにでも仕掛けられる。国外の方は何があるかわからんけどね。国内なら……ああ、このかの魔力でどうにか出来そうな、神だの鬼だの妖魔だの、ものっそい多いな。最悪、使役出来なくてもいいんだ、暴走だろうとなんだろうとね。

「頭痛くなってきた……」
「わしもじゃよ……」

不安要素ばかりである。ニートにはちと荷が重過ぎるな。

「ま、今はいいや。んじゃ、俺もネギくんの様子を見てくるであります」
「うむ、頼んだぞい」








じいちゃんとの蜜月も終わり、2-Aに来てみれば予想通りのキャーキャー騒ぎである。さすが常識の通じない麻帆良、10歳の子供が担任になってもなんともないぜ! これなら、俺も自由気ままなニート副担任で居られそうだな。ま、皆ネギくんに夢中の様だし、後ろから入りますかね。

「茶々丸ぅぅぅぅぅぅ!!」
「あ、朝霧先生、出張お疲れ様でした。それと……おかえりなさい」
「おう、ただいまー。茶々丸、愛してる」
「私もです、朝霧先生」

気配を断って近づき突然襲撃したのに、動じず冷静に『おかえりなさい』を言ってくれる茶々丸。やっぱいい子だな茶々丸。それに比べてこっちの金髪と来たら。

「何故私を見る?」
「いんや、待ち望んだネギくんが来たから、エヴァも有頂天になってるんじゃないかと」
「阿呆が、そんな訳なかろう。何が悲しくて馬鹿騒ぎに参加しなければならんのだ」

ふーん、まあいいけど。アレん中にエヴァが混ざってたら……それはそれで面白そうなんだけどな。
んーしかし、見事に的中してしまった。思いっきり玩具にされてるよネギくん。だけど、世の男達から見たらきっとリア充もげろなんだろう。いや、さすがに子供相手に嫉妬はしないか。

「おい」
「んー?」
「何処に座っているんだ!」
「エヴァの膝の上」

ついやっちゃったんだ。隙だらけ何だぜエヴァ。

「重いから避けろ! もふもふのない馬鹿霧なんぞに用はない!」
「そ、そんな……あの夜の事は遊びだったのね!?」
「さすがマスター。まさか、アレだけ弄んでおいてその様な事を仰るとは」
「誤解を招くような事を言うな! それに気持ち悪い事をほざくんじゃない馬鹿霧!」

むう、仕方ないなあ。あまりカリカリすんなよ、カルシウム取れ、な!
と、エヴァと適当に漫才もどきしてたら、突然身体が浮き始めてしまった。おおおおおお、こりゃまた持ってかれるー。

「茶々丸がエヴァから先生を寝取った様です」

エヴァの膝から茶々丸の膝の上に。何と言う早業、素晴らしい性能だな茶々丸。

「ニューボディになってから、身体の柔らかさが変わったので試しに乗せてみました」
「すっごく柔らかいよ! もうアレだ、今日はファイナルフュージョンだな!」
「了解、ファイナルフュージョンプログラムドラーイブ。勿論、性的な意味でですが」
「やめいっ!?」

茶々丸の膝いいよ茶々丸の膝。承太郎の膝とは比べもんにならないよ! ……よく考えたら太股の上なのか? どうでもいいか気持ちいいし。
おぅ? いつの間にかオジコンVSショタコンになってるぜよ。さすが雪広、速攻でネギくんに目を付けた様だな。我がクラスが誇る最凶のショタコンなだけの事はある。

茶々丸の柔らかくて気持ち良い身体を堪能しながら、目の前のドタバタ劇を見学。他の奴等はどうかと視線を動かせば、長谷川と目が合ってしまう。

「どうした長谷川?」
「い、いえ……何でも。朝霧先生に何言っても意味ないですから」
「そんな事言うから邪気眼が暴走するんだぞー」
「邪気眼じゃねぇっ!?」

おっと、内なる邪気を呼び起こしてしまったか? 長谷川も大変だなぁ。暴走しようとする力を抑える為に、コスプレしてネットアイドルやらなきゃならないんだから。あの儀式大変だろうなぁ。

『朝霧先生』

麻帆良に帰って来てから聞きたかった声ランキングトップ5入り確実の念話が、脳内に響き渡る。

『なぁにせったん?』
『いえ、ただ、おかえりなさい、と』
『ただいま、せったん』

こういう何気ないやり取りに癒されるんだよな。

『アレ、止めなくてもよろしいんですか?』
『大丈夫だろ、しずな先生も居るし。第一働きたくない』
『……駄目ニート』

必要最低限の事やってればいいんだよ! 必要最低限? ……やってねぇじゃん。と、しずな先生が止めに入ったか、さすが乳神しずな先生空気が読める大人のおねいさん。ちょっと名残惜しいけど、茶々丸の膝からそぉい。

「……やる事ないから、寝る。何かあったら起こして」
「わかりました、ゆっくりおやすみください」
「……本当に駄目人間だな貴様」

寝る子は育つんだよ。もう成長止まってるけどな。俺の持つ108の能力(嘘)の一つ、立ったまま寝るを発動! おやすみ。



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