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朝霧先生(ry  35話 見てるだけでgdgd。

教室に入ると、ちょっと視線が集まった。視線の送り主は、このかとせったんの距離感の、微妙な変化に気付いた子ってところかね。何が原因かはわからない、だから力になりたくてもなれない、そんな子も多かったはずだから。このかとせったんが一緒に登校するのなんて、初めてだしな。まだまだ、両方歩み寄り出したばかりだけど、タマとしてはとても嬉しい限りでありまする。

『だからせったん! もふもふ解禁してぇ!?』
『堪え性のない猫ですね、駄目ですよ? これはお仕置きなのですから、もふもふ禁止です』

ちなみに、このかが隙を見て、俺を頭から下ろそうとすると――

――もふ・即・斬!!――

と念話で叫びながら、プレッシャーを掛けてくる始末である。あまりのプレッシャーに、せったんが夕凪を左手に持ち、腰を下ろした体勢で、右手に添えている幻が見えてしまったくらいだよ!

「ぶうー……せっちゃんのケチぃ」
「タマの無様な失態に対するお仕置きですので、ご了承下さい」

もふもふに関しては手抜きをしないのが、せったんのジャスティス。だけど、これはこれでこのかとせったんの距離が縮まるきっかけにもなったのかな? ああ、もふもふしたい。

『あ、一応言っておくけど、魔法関係の事は秘密でお願い』
「ん、わかったえ、お師匠さん」

お、お師匠さん……だとぉ? 合気柔術の稽古の時ですらそんな風に呼ばれた事がないのに、というかまだ魔法に関しては修行すらしてないんだぜ? それなのにこの子ったら……不覚にもきゅんとしますた。でもタマの時はタマって呼んで欲しいと思うぬこ。

しかしアレだな、もふもふ禁止となると、何もする事がないな。や、このかの頭に乗ってるのも悪くないんだけどさ。タマと言ったらもふもふ、もふもふと言ったらタマって感じだからなぁ。あ、茶々丸。

『おはよう茶々丸、愛してる』
『おはようございます。私もです、タマちゃん……さあ、どうぞ私の胸に飛び込ん来て下さい』

こちらに向き直りつつ、両手を広げてカモンッ! な茶々丸。行きたい! あのけしからん胸に飛び込んで思いっきりもふもふしたい! 茶々丸の程よい力加減と指使いで思う存分もふもふされたい! でも、でもッ!

『すまない茶々丸、今俺はもふもふ禁止中なんだよ。もふもふしようとすると、せったんが壱式の構えを取っている幻が見えるんだ……漫画だろう?』
『!? また桜咲刹那さん、貴女ですか。タマちゃんには残念でしょうが、私にはもっとでしょうか? 初めてですよ、この絡繰茶々丸をここまでコケにしたお馬鹿さんは…』

茶々丸に搭載されている、行動プログラム『宇宙の帝王』が起動した様であります。このままでは、せったんがじわじわと少年誌では言えない、あんな事やこんな事をされてしまうに違いない! 茶々丸×せったん……アレ? 全然いけるんだけど? ちょっと念話の対象を増やして…そぉい。

『桜咲刹那さん、タマちゃんのもふもふ禁止をすぐに解禁して下さい』
『駄目です、アレはお仕置き、受けるべき罰。もふもふ駄目絶対』

茶々丸とせったんの間に火花が散っている様な気がしたけど、別にそんな事はなかったぜ!

『そうですか、貴女は綺麗な花火になりたいと、つまりはそういう事なのですね?』
『貴女こそ、私の壱式の餌食になりたいのですか?』

周りにいらん威圧とオーラを撒き散らしながら、睨み合い続ける二人。他の子もやばいと思ったのか距離を取っている始末。というか壱式使えるのせったん? ああそうだ、茶々丸のマスター(仮)のエヴァに、別荘の件お願いしとかないとね。

『このかに魔法バレしますた』
『クククッ…想像していたよりも早かったな。いや、ここはあえて、よくここまで隠し通したと褒めるべきか?』

まあ、エヴァは面白そうだからバラしてしまえとか、そんな風に思ってる奴だからな。このかの才能にも目を付けている節があったし、それにエヴァにとってこのかは、弟子の弟子にあたるからな。

『それで……別荘を使う許可を頂きたいなぁと』
『ふむ……そうだな、私としても近衛木乃香には興味がある。合気柔術の腕も気にはなっているし……そうだな、最終形態で思う存分、も、もも、もふもふさせくれるのなら、許可しようではないか』
『あ、ごめんエヴァ。今、もふもふ禁止期間中なんだ。だからもふもふさせてあげたくても、させられないんだわ』

あ、固まった。結構期待してたんだろうなエヴァ。でも、こればっかりは仕方ないんだ。ごめんよエヴァ。その代わりタカミチでもふもふしていいから。

『うーん、あと他に対価になる様なものって言ってもなぁ……『星光壊』がもう二本くらいあった様な?』
『ほ、ほう? 貴様にしてはいい酒を選ぶではないか、それは一本でいい。他にはないのか?』

他? 『運命遜』は一本しかないから渡したくないし、他の銘酒ったってエヴァの舌を満足させられる様なの無いしなぁ。後はなんだろうな?

『俺の身体で満足してもらうしか……』
『変な言い方はやめろ馬鹿猫。仕方あるまい、また竜の尾でも収穫するか……』

あれは本当に色々使えるからな。エヴァが言うにはかなり上位の竜種の尾らしいし。チート収穫祭開催決定!

『なんか、大人しいねタマ?』
『アキラか……いや、何、ちょっともふもふ禁止されてるだけだよ』
『また何かやったの? 懲りないよね、馬鹿でしょ? タマって馬鹿なんでしょ?』

こ、この弟子は、ここぞとばかりに人を弄りやがってぇ……もふもふ解禁されたら覚えてろよ! ああ、でももふもふしたい子が多過ぎて…………待て、俺は紳士なぬこだ、慌てる必要はない。今は黙ってもふ禁終わるの待ってるか。

お、ネギくんも来たようだな。雪広と明日菜も一緒か。今日は昨日よりもみんな自重すると思うから、授業もやりやすいだろうなっと。

『おはよう、ネギくん。昨晩はお楽しみでしたね』
『あ、タマさん? おはようございます!』

む、後半がスルーされた。まあ、知らなくて当然か。あの後どうなったのか、非常に気になるタマなのであります。はいはい、起立、礼ぃぃぃッ!? 着席ぃ、 ちょ、ちょっと落ちそうになった。

「ネギくん大丈夫やろか?」
『心配しなくても大丈夫だと、タマは思いたい』

うん、心配する様な事はなさそうだな。昨日寝てたから比べられないけど、今日は随分とスムーズじゃないか。先生らしくていいと思う。周りもちゃんと聞いてる……たまに怪しいのがいるけど聞いてるだろ。

「それじゃあ、今の所、誰かに訳してもらおうかなぁ?」

ちょ、おまいら、何故一斉に目を逸らすッ! それじゃ意味ないだろう。

『おい、アキラ、アーキーラ!』
『い、今ちょっと忙しいから…ね? べ、別に当てられたくないとか、そういうのじゃ、ないよ?』

嘘付け。見事なまでの早さで目を逸らしてたじゃないか! たく。

『せったん! マナマナ!』
『タマ、今私はクラウザー攻略法を考えている最中なんだ、後にしてくれ』
『私はその……英語が苦手でして……知っているでしょう?』

せったん、その弱弱しい声は反則なんだぜよ?

『せったんは可愛いから許す。だけどマナマナは駄目。そういうのは休み時間とかにやりなさい!』
『教師の様な事を言わないで欲しいなタマ。いいじゃないか、一応ノートも取ってはいるんだから』

そういう問題じゃないから! 一応、教師だからね!? つか、攻略法考えながらノート取るとか、意外と器用なのな。……ノートがクラウザーの攻略法でやばい事になりそうな気もするが。ええーい!

『エヴァ!』
『ん……うるさぁい……私は今、猛烈に眠たいのだぁー……』

こ、このロリババァは……ま、まあ、朝には弱いみたいだし……いや、コレは嘘だな、だって口元が笑ってるし。まあ、授業も飽きるほど受けてるからエヴァに関しては仕方ないだろう。俺やアル(ryよりはマシだけど、結構ニート思考だしな、エヴァは。

「じゃあ、明日菜さん!」

うおッ!? 誰だ、何を生贄に明日菜を召喚した!? つか、明日菜答えられるかな? 頑張れ明日菜! うーむ…………やっぱり駄目か、でも逃げずに答えたようとした姿勢に、ぬこは感動した!

「明日菜さん英語駄目なんですねえ」
『ネギくん! それ言っちゃ駄目ぇッ!?』
『えっ?』

そして暴かれる明日菜の苦手教科。保健体育が得意? いいじゃないか、生命の神秘とか色々と知れるし。子供を創り育てるという事が如何に大変かという事を学べる、いい教科だろう。男子的にはお楽しみの時間だけどな! 猥談的な意味で。って、ん? この反応は……くしゃみは武装解除って奴ですな!

「ハクション!!」
「うひゃあっー!?」

咄嗟に目を閉じたぬこに乾杯。紳士なぬこですから。ふむ、二日連続脱がされる事になるとは、やはり脱げレンに入る資格あり、とういう事かね。あ、殺意の波動に目覚めた明日菜だ。ネギくんは……頑張ろうな!








『ふーむ、いっその事、明日菜にぬこの正体バラして、少し気を付けてやった方がいいのかもねぇ』
『相変わらず過保護だな貴様は』

まあ、明日菜とも付き合い長いからな。この調子だと、ネギくんとの話し合いも流れそうな雰囲気だし。多少は目を掛けてやらないと、後が心配なのでありますよ。じいちゃんかタカミチが、明日菜をこのかの同室にしている理由さえ話してくれれば、多少は動き易いんだけどねぇ。まあ、今はネギくんに期待って事で。

『んー……唐突に茶々丸のゼンマイを巻いてみたくなってきた』
『私も、タマちゃんに……タマちゃんでは無理、ではないかもしれませんが、少々厳しいですね』

朝霧に戻った時にでもゆっくり巻いてあげるかな。反応が可愛いんだよ反応がさ。

『そういえば、結構真剣な目でネギくんの事見てた様だけど、母だと名乗る気になったの?』
『まだ言うか貴様はっ!? アレはぼーやを観察していただけだっ! ……まあ、あの程度のお子ちゃまに、この私が負けるはずがないがな』

そんな事言って、慢心して手を抜いて負けるんじゃないか? 封印状態でも強いのに、テンション高くなるとアレだからなエヴァ。

『貴様から提供される血のおかげで、無駄に目を付けられる事もない。正にやりたい放題という奴だな』
『そりゃ、まあ、ニートな副担任だけど、一応生徒は守らないとね』

当初は、学生さん達から血を吸って回る予定だったらしいんだけどね。さすがにそれはねぇ。エヴァファンクラブの会員なら目を瞑るかもしれないけど、正義感溢れる新米魔法使いとかなら、悪の魔法使いに鉄槌を! みたいな感じで暴れられかねないし。フォロー出来る事と出来ない事があるからねぇ。ちなみに、俺の血の味はよくわからん味だそうです。多分、カオスな味なんだろうなぁ。

『早くもふ禁解けないかなぁ……』
「どのくらいの間、禁止なんやろ? あとでせっちゃんに聞いてみよ」

もふ禁辛いよもふ禁。働くのよりも辛い。でも働きたくない。護衛は仕事というよりも、生活の一部に近いからなぁ。ああ、もふもふしつつもニートを極めたい!

漆黒の堕天使速報。諸事情で、身体に負った傷を治療中に「こ、これが力の代償か……ふっ、強過ぎる力を持つ者の宿命か……」と言い、治癒作業中の魔法使い(女性)に困惑されていました。

『諸事情と言うのが何なのかわからないので、判断が付かないのですが、彼は何かを代償に力を得ているのですか、タマちゃん?』
『いや……あるぇー? 格上に挑んでフルボッコされたんじゃなかったの?』
『何故貴様がそんな事を知っているのか気になるが……格好付けたかったんじゃないのか?』

アル(ryが堕天使くん関連で、嘘を付くとは思えないしなぁ。もしかして、キャシーとの戦闘中に何か使ったの? うーむ、考えてもわからんから、今度キャシーに聞いてみよ。

と、今教室横切ったのタカミチか? そういえば、しばらくは特に忙しく無いって言ってたな。ネギくんの護衛とかも兼ねてるのかね。時間がありそうなら……

『おーい、タカミチ』
『裕香くんかい? 何かあったのか?』
『いんや、そろそろ約束を守ってもらおうかと……バーベキュー的な意味で』
『……そうだね、僕も最近は時間に余裕があるし』
『んじゃ、日取りが決まったら連絡するわ』

これでよし。いつまでも伸ばしてらんないからな。場所は、俺の家の前でいいだろ。材料も用意しておかないとな。ああ……早く騒ぎたい。酒飲みたい、働きたくない!








「明日菜さん、明日菜さーん!」

おんや? 何だか嬉しそうじゃないかネギくん。明日菜は逆に不機嫌そうだけど……何してるんだろう?

「また二人で何かやっとるえ? 喧嘩するほど仲がええっちゅう奴かなぁ?」
『そうでありますな。始まりは最悪でも、後の展開次第では……いちゃいちゃらぶらぶに』

明日菜には一応、タカミチという本命がいるけどな。個人的には応援してやりたいが、タカミチだからなぁ。ちょっと分の悪い賭けだよな。好みがわかればやりやすいものを……瀬流彦先生とかを見習って、少しオープンなスケベになって欲しい。

とかなんとか考えてたら……あん? ちょっと生徒達の様子がおかしい様な……何じゃこりゃ? エヴァ大先生に聞いてみよう。

『お婆ちゃーん、一体何が起こってるのぉー?』
『お婆ちゃん言うな! アレは……魅了の類の魔法でも発動したんじゃないのか?』

魅了の類って言うと……ホレ薬でも作ったのか? 今でさえその道の人にはモテる材料を兼ね備えていると言うのに、まだモテたいとか意外と欲張りじゃないかネギくん。ええと雪広に麻帆チアメンバーか。このかは俺の近くにいるから大丈夫だろう。状態異常なんて、障壁で掻き消してやんよ!

『……明日菜には効果が無いみたいだな』
『ふん、馬鹿だから効かなかっただけだろう』

そうなのかねぇ。いや、馬鹿とか言っちゃ駄目だよ。……ああ、ネギくん逃げちゃった。まあ、逃げるよな、脱がされかけてたし。下手したらトラウマになりそうだもんな。

『それで? 放っておくのか?』
『お前はぬこにどうしろと?』

ホレ薬だったら、時間が経つまで待つしかないだろ。へっぽこ魔法使いの俺に出来る事なんてないし。攻撃する為の魔法しか使えないとか、魔法使いの癖に夢も希望もありゃしねぇのな俺。あ、転移があったか。

「なあなあ? ネギくんって魔法使いなん?」

ああ、そういえばこのかにはまだ言ってなかったな。つか、よく気付いたなこのか。

『ネギくんは魔法使いさんでありますよっと、新米だけど』
「へぇー……あんな小さいのに大変やねぇ」
『このかも大変になると思うから、頑張ろうな』

これはもう、鍛えまくって最強の魔法使いに魔改造するしかないだろう。癒しの才能があるから、その辺も力を入れてあげたい。光とかもいけそうだし、エヴァと組めば最強に見えるな。








「あー、もう! 今日も散々だったじゃない!」
「あう…すいません、ご迷惑ばかり……」

何があったかはあえて聞かない。お節介な明日菜タンが、手を貸して上げたんだと思うけど。……ふむふむ、本屋って、宮崎もホレポされたのか。あの子は、初日からネギくんに対する好感度が高かった気もするけどね。

『ネギくんネギくん』
『はい? 何ですかタマさん』
『このか今日、用事でちょっと帰るの遅くなるって言ってたから、その間に明日菜とお話してやって』

このかの事もホイホイ話す訳にはいかないし、二人っきりの方が話し易いと思うしな。

『俺の事もある程度話しちゃっていいから』
『というと……朝霧先生が猫さんになれる事もですか?』
『そそ。明日菜の反応がちょっと気にはなるけど、話しておいた方がいいだろうと思うし』

明日菜ぶち切れそうだな。まあ、もふもふ以外は怒られる様な事してないから大丈夫だろう、多分。……躾役になりそうだな明日菜。せったんだけでも十分過ぎる程の躾力を発揮するというのに。……どうせ怒られるなら今の内に悪戯でもしとこうかね。

『ら、らめぇぇっ! でぇ、電気ぃ、電気キちゃうのぉっ!』
「うひゃぁっ!? な、何今のっ!?」
「にゃーん」

若本ボイスで御送りしますた。




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2012-06-22 16:13 # [ 編集 ]

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