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朝霧先生(ry  38話 ドッジボールがgdgd。

修行、修行の毎日。最近では、俺もチャチャゼロに剣術を習い始めたのであります。チャチャゼロの剣技は邪道ではあるが、正道も心得た邪道なので強いんだよな。せったんとも何度か模擬戦してもらっている。何事も経験経験、召喚された鬼などを相手にするのとは違うからね。ただし、気と魔力の融合はまだ掛かりそうだけど。

このかはアキラよりも長めに瞑想してもらっている。どれだけ強大な魔力を持っていようとも、コントロール出来ずに使いこなせなければ、宝の持ち腐れだからな。その瞑想にはアキラやせったんも付き合っている、基礎は大事なのでありますよっと。アキラの場合は……才能って凄いね、としか言い様が無いな。エヴァも指導しているとはいえ、驚きの早さで身に付けた気の身体強化、現在はまだソレを昇華している最中ではあるけどね。

何だかんだで、忙しくも、まったりゆったり日常を謳歌している、もふ禁はまだ解かれてないけどな! ネギくんも麻帆良に慣れてきたみたいだし、このまま特に騒動も起こらない、何て思ってたら。

「ふーん。それでタカミチが仲裁に入ったわけ?」
「まあね。乱闘になっていたし、放って置く訳にはいかないだろう?」

んま、確かにそうだな。あいつ等も無駄に元気有り余ってるからなぁ、高等部の子達もまだまだ落ち着きが足りない。ネギくん大変だったろうな。まあ、10歳って知られているから、子供扱いされるんだろうけど、子供扱いする前に、先生扱いしなさいよっと。今時の子は、皆背伸びしたがって困る。

「あ、例のバーベキューの件、今日の放課後なんてどう?」
「お、いいね。丁度予定がない所だったんだ」

食材も揃えてあるし、俺が酒を用意しない訳がないしな。他の道具やらなんやらも調達してあるから、後はやるだけの状態。無駄に騒いで無駄に楽しんで無駄に酒を飲む、ニートにぴったりだな。

「ネギくん優秀だから、つい寝てしまうんだよなぁ」
「君って奴は……寝てばかりいないで少しはネギくんの補佐をしてやってくれ」

はいはい、了解了解。これでも、一応、副担任だからな。気張らず楽ーにやらせて頂こうかね。今の時間だと……2-Aは体育か? 確か、体育の教科担任はその時間、授業見れないって、しずな先生が言ってたな。ふむ、あいつら、ブルマ穿かないから、ナイスブルマ言えなくてテンション下がるんだよな。

「取り合えず、様子見て来るわ」
「頼んだよ」

じいちゃんも、寒くなるまで体育の時間は、体操服とブルマにしちゃえばいいと、先生は思います。










何じゃこりゃ? 何故に高等部の子が居るんだ? つか、ネギくん捕まってね? 君達はタカミチに止められたのにまだ懲りて無いの?

「とにかく、今回は――」
「お姉さまのロザリオを賭けた、何でもありの殺し合いですね、わかります」

取り合えず妨害してみた、反省はしてない。というか、どういう状況なのさ?

「あ、朝霧先生……くっ、朝霧先生が仕事をしているなんて…皆、今日一日は気を付けないと大変な事になるわよ!」

おい、そりゃどういう意味だ、えーと黒いの。俺が働いてると、不幸な事でも起きるとか言いたいのか? ……って、人が少し考えてる間に、言い合い始まってるし。何なんだこいつ等は。

お? この魔力は、ネギくん十八番のくしゃみ……今回は武装解除じゃなかったみたいだな、偉いぞーネギくん。……ふむふむ、両クラス対抗のスポーツで争って、汗流しているところを見ながら、ハァハァ、と。さすがネギくん、ド変態紳士なだけの事はある。で、高等部は負けたらコートを明け渡し、今後昼休みに邪魔はしないと、ふーん。

「種目はドッジボールでどう?」
「そりゃお前駄目だろ、えーと……ブラックサレナ!」

ギクリと、肩を震わせる……英子とか呼ばれてたな。高等部にもたまに顔出すけど、こいつら影薄いから覚えられないんだよ。まあ、とにかく、こいつら麻帆良ドッジ部とかなんとか……よく、思い出せん。

「とにかく! ドッジボールよ! こっちは11人、貴女達は倍の22人で掛かって来ていいわよ」
「上等じゃない! いいわ、やってやろうじゃないのよ!」

何なの? 何で先生スルーするの? いじめなの? ニートは死んだほうがいいの?

「ただし、私達が勝ったらネギ先生を、先生として譲ってもらうわ」
「そんな事出来る訳ないだろう、麻帆良に通ってるからって常識無くすなよ……漆黒の英子」
「へ、変な二つ名を付けないで下さい、朝霧先生!」

まあ、いいか何か盛り上がってるみたいだし、どうせこの子等の条件も満たされる事ない訳だし。夢を見せて上げるのも教師の仕事の内だろ、タカミチ? うん、何かあったらタカミチの所為にしておこう。

「朝霧先生は入らないの?」
「先生が入ったらただでさえ高等部に勝ち目なんてないのに、余計パワーバランス崩れるだろ神楽坂?」

古に超に神楽坂に雪広、おまけに近衛と大河内が居るんだ。どう見ても勝てる訳がない。……成仏しろよ!

「朝霧先生、こちらへどうぞ」
「ありがと絡繰、愛してる」
「私もです、朝霧先生」
「一々突っ込む気も失せたわ……この色ボケ共め」

マクダウェル嫉妬乙。嫉妬の対象が動いたからって、すぐに嫉妬だとわかる行動を取るのは、先生いけないと思います。あ、今回のは行動じゃなくて、言動か。

「貴様、今何か失礼な事を考えていただろう?」
「いや、ただマクダウェル嫉妬乙、と」

こちらを向き、睨み付けて威嚇してくる、どこぞで聞いた『眼で殺す』と言う奴かね。……でも、マクダウェルがやると子供がプリンプリン怒ってるみたいで、怖くないけどな。

「誰も嫉妬などしとらん! 最近はいつも言っているだろう、もふもふの無い貴様に興味なんぞないと!」
「それでは遠慮なく朝霧先生は私が頂きます、膝枕的な意味で」

おぅふ! まるで流れ作業の如く、気が付いたら絡繰の膝枕にっ!? 何と言う早業……そして嫁奥義。膝枕の破壊力は異常。してもらうと何となく、優しい気持ちになれる気がする、気がするだけだけどな!

「ふんっ」

鼻を鳴らして、トンっと軽くステップを踏んで飛び俺の腹の上に乗り上がる。

「おふっ! おま、人の腹を椅子にするな」
「黙れ、これも別荘や指導の授業料だと思って、黙って受け入れろ。ちっ、座布団でも持ってくれば良かったな、長い時間硬い床に座っているとイライラしてくるんだよ」

屋上では……最近は座布団持って行ってるな。まあ、封印状態だし風邪とかも引き易いから、そういうのもマメにやって置いた方がいいのかもな。それにしても……絡繰の膝に頭を乗せている俺の腹にマクダウェルが座っている、とか奇妙な光景としか言えないな。絡繰の膝枕が気持ちいいからいいや。そのままボケーっとしてたら、せったんと眼が。

「なぁにせったん? もふもふしてないよ俺」
「いえ、ただ最近の朝霧先生は、何と言うか…弾けて混ざり過ぎているかと」

それは俺も思う。アレだ、せったんとの仮契約の時から段々と、素直になって来たと言うか最初から素直だったんだけどね、色んな意味で。可愛いものは可愛いし、好きな物は好き、元からそんなもんだけど、前よりもそんな感じが強くなった気がするわ。ニート万歳!

「せったんも座る? ……胸とお股しか空いてないわ」
「朝霧先生、それセクハラです」

うん、言ってから俺も思った、サーセン。さて、のんびり試合を見学しますかね。

「近衛ー、大河内ー、先生超応援してるから頑張ってー!」
「任しとき! ウチ、いつもより頑張るえ?」
「応援してくれるのは嬉しいんだけど、応援する体勢じゃないよ?」

まあ、そこはそれあんまり気にするな。それよりも加減してやれよっと。前の大河内ならともかく、今の大河内は身体能力が飛躍的に上がっているからな、気を使わないとは言っても、相手にするのは大変だぞーブラックサレナ。近衛の場合は合気柔術での鍛錬が効いているのか、眼がいいからな。ボールの衝撃を、受け流して絡め取るくらい楽勝だろう。ホントにブラックサレナ乙。

「ネギくんも、ボールから目を離さない様に気を付けて。他の子も怪我の無い様に」
「あ、朝霧先生が…教師らしい事を……これは今日だけじゃなく明日も――」

それはもういいっつーの。俺だって言う時は言うし、やる時は……やると思いたい。

「綾瀬も出るのか……綾瀬、最後まで残ったら新作のジュースを奢ってやろう」
「名は?」
「素戸奈亜参紗飲、飲むと苗字の前に『真』が付く、味は飲んで確かめろ」
「わかりましたです、この綾瀬夕映、何としてでも最後まで残るです!」

よし、普段やる気のない子だからな、身体を動かすのも苦手かもしれないが、これはこれで楽しんでくれ。

「ぶーぶー、私達には何かないのー?」
「何だ佐々木、素戸奈亜参紗飲、欲しいのか?」
「……普通に頑張るよ」

そういう事だ、外から見ているのが副担任で。参加し中から見るのが担任。適材適所…とはちょっと違うが、今回はこれでいいだろう。

「それじゃー始めぇー」

俺の気の抜けた合図で、ドッジ開始。ボールは高等部からねぇ、ジャンプボールで取り合いなさいよっと。ま、いくらあの子達が、ブラックサレナだとしても。

「ん」
「なぁ!? 片手で止められた!?」

さすが大河内だ。ちょっとカッコいい。でまあ、取ったボールを振りかぶって投げたら、もの凄い速さで高等部のコートに飛んで行く、直線に居た三人まとめてアウトー。

「あ、皆さん! 僕達は高等部の方達よりも数が多い分、相手のボールに当たり易くなっています。だから、なるべく固まらない様に、苦手な人は得意な人と組んで行動して下さい!」

おお、いいぞいいぞネギくん。冷静に状況を判断するなんて、さっきまで慌ててたとは思えないくらいだ。教師らしいと言うかリーダーシップを発揮していると言うか、いい傾向だよネギくん。

「ほれほれ、そろそろ正体を現さないと……んっ…現す暇もないうちに…そこっ…やられるっ、ぞ」
「気持ちいいですか? 朝霧先生」
「最高」

何時の間にやら、絡繰が耳掃除してくれている件。俺リア充過ぎる。

「何龍宮? 羨ましいの?」
「いや、先生はたまに先生らしい行動もとるし、先生らしい事も言う。だから……何と言うかこういうのを見てるとつい…言いたくなるんだよ」
「狙い撃つ……狙い撃つぜ! とか? 俺? 俺はランダムだ」

朝霧かタマかどっちでな。その日の気分とかでコロコロ変わるし、ん、俺はランダムだ。

「違う……アレだよ、つまり―――お前が言うな」
「授業見学している龍宮には言われたくない」

面倒とか、くだらんとか、そんな理由で……まあ、22人って決まってるから、別に龍宮とかせったんとか楓が出なくてもいいんだけどな。麻帆チアは元気にダンシング中、応援いいよ応援。ボタン連打で威力が上がるんだぜ? エデンは余裕で255行くが、長いから使わんがね。グラシャラもバハムートも余裕っちゃ余裕。

お、今度は近衛に投げたか。まあ、それもホレ、手を前方に付き出して受け止め衝撃を半減させた後、後方に残りの半分を受け流して威力を完全に殺す。さすが我が弟子。せったんの許可が出たら、最終形態……そういえば一回も見せて無いな、今度見せてやろうか。その前にもふ禁解いて欲しいんだけどね。

「ほい、明日菜、思いっきりやったれー」
「当たり前――よ!」

うむ、悪くは無いが、あの程度なら漆黒の英子は簡単に止めてしまうだろ、力任せに投げるだけじゃ駄目だぞ明日菜。……ほら、止められた、少し腕が痺れた様だけどな。

「……正直ここまでやるとは思わなかったわ、けれどそれもここまで! 何せ私達の正体は!」

む、早脱ぎ……つか、下にちゃんと着てたんだな。でもな、その類のセリフは負けフラグ。名乗りを上げるのはいいけど、自分達の立てた功績とかを、自分達で言うのはちょっと……恥ずかしいと先生は思います。

「ナイスブルマ!」
「まさか! 朝霧先生が来る事を予想してブルマを穿いてきていたのですか? くっ、こんな事になるのなら、私もブルマを穿いてくるべきでした」
「そこぉ! 変な事言わないで! 誰が好き好んで朝霧先生なんかに!」

そこまでストレートに言われると、何か悔しいけど感じちゃう。中々やるじゃないか、漆黒の英子。

「「えー? ドッジ部ぅ? ドッジ部が許されるのは小学生までだよねぇ?」」
「早乙女、朝倉。はっきり言ったら駄目だぞ。少しはオブラートに包んでやらないと」
「だからちょっと黙りなさい! ビビ! しぃ! トライアングルアタックよ!」

何かポケモンの技に、似たような名前の奴あった気がする。

「ビビって聞くと、FF9思い出すな……」
「ああ、さすがの私も、あれの最後には不覚にも感動してしまった……」

ビビが9のヒロインだと思ってる。エクスカリバーⅡを取ろうと、マクダウェルと二人で躍起になってプレイしてたわ。他のアイテムも回収しつつの時間制限プレイは中々に骨が折れた。

「FFで一番印象に残ったラスボスと言えば?」
「ケフカだな。キャラは気に入らんが、三闘神の力を掌握し世界を崩壊させ支配下に置いた、というのが印象に残っている」

マクダウェルっぽいと言えばマクダウェルっぽい。

「私は、セフィロスです。BGM的な意味で」

空耳だな、さすが絡繰。……ドッジ関係なくなってきたな、どれどれ? 雪広、お前は本当に愉快な奴だわ。……漆黒の英子、太陽拳とかお前もアレだなぁ。

「って、こら。二度当てすんな」
「お黙り! どんな汚い手を使ってでも勝つ! それが黒百合のポリシーなのよ!」

そんなポリシーなんて捨ててしまえ。スポーツで、んな事言うなアホ。神楽坂の腕も少し腫れてるな。……って、いやいやいや、そこで詠唱始めたら駄目だよネギくん。気持ちはわかるけど、スポーツだからね、スポーツ。

……神楽坂が抜けた事で士気が下がってきたな。人数は残っているし、弟子達もいるから、負けないとは思うけど。あの子等は一度負けて、反省した方がいい。

「皆さん! まだ、僕達の方が有利です! 朝霧先生が言った様に、ボールから眼を離さず、冷静に動いてください!」

おお、今度は下がった士気を上げたな。俺よりもずっと教師らしいじゃないか。

「ちょっと遊んであげなさい」

気分はフリーザ様。ドドリアさんとザーボンさんは誰だ? ギニュー特戦隊も居ないじゃないか! ……もう馬鹿レンでいいか。……士気とテンションが上がって、何でもありで収集が付かなくなって来たな。ボールは蹴り返すわ、ダンクもどきはやらかすわ、リボン巻き付けて当てるわ……チャイナダブルアタックってなんだよ。さすが、2-A、常識が通じない。普通に頑張っているのが、ネギくんとかだけじゃないか。これ、ドッジじゃねーよ。

「ん? 時間だな、試合終了だぞー」

わっと湧き上がる2-A。だから、負ける要素なんて一つもないと……まあいいけどさ。黒百合もハンデがどうたら何て言わなきゃ良かったのに。そういうセリフと連続エネルギー波は負けフラグなんだよ。おお、綾瀬も残ってるみたいだし、素戸奈亜参紗飲奢ってやるか。……というか、せっかく見に来ておいてなんだけど。

「見所がブルマだけとは……」
「マスター、私、しばらく学園外ではブルマで過ごします」
「やめろ馬鹿従者」

絡繰のブルマ姿とか、ナイスブルマ過ぎて先生死んじゃうんじゃないか?

「くっ……まだ、まだロスタイムよ!」

あ、このアホ。試合終了後に水を指すな。喧嘩ならプライベートでやれ! あの軌道だと……神楽坂に当た、ネギくん? 何かボールがギュインギュイン言ってるんだけど? 魔法使ったの? バレなきゃいいけどさ。

「こんな事しちゃ……駄目でしょー!!」

まるで、ピッコロさんの仇を討とうとする悟飯みたいじゃないか。ありゃ、風の属性付加してあんのか? 当たったらやばくね? ―――ッ!?

「見てはいけません」
「暗くて何も見えないよー」

茶々丸に視界を塞がれてしまった……って事は、ネギくんまた脱がしたの? ド変態紳士の名は伊達じゃないな! その道極めたらいいじゃない! いや、まあ……今回のはアレだ、向こうにも非があるし、怪我する様な魔法じゃなかったみたいだからいいか。黒百合、脱げレンフラグ立ったな!

「高等部の子等は、さっきの行為についてちょっと思うところがあるから、新田先生のところに言って説教受けてこーい……眼塞がれてるから、どっちに居るかわからんが」

覚えてなさーい! とか言ってるし、逃げたなこの野郎。ま、後で新田先生にチクっておいてやろう。2-Aメンバーは……こいつ等に言っても聞かないんだよなぁ。よし、ネギくんに丸投げしよう!

漆黒の堕天使速報。先ほど、突然飛んできたボールが頭にぶつかり、気絶した様です。ボールに心当たりのある方は、扱いに注意しましょう。

「あわわわわ……漆黒の堕天使さんって、誰だかわからないけど、僕悪い事しちゃったんじゃ…」
「……ねえ、もしかしてまた朝霧先生の悪戯?」

違うっつーの。てか、今回は見事に速報だったな。誰が見てたのかわからんけど。せったん達は口元抑えて堪えてる……笑ったら駄目だぞ!

『今のは俺じゃないぞー。漆黒の堕天使ってのは……あんま気にするな。速報の内容聞いて適当にリアクション取ってなさい』

神楽坂にも速報届く様になったのは驚きだが。どこで入手したんだか……抜け目無いな、アル(ry。さーて、やる事もないから、学園周りでもしてきますかね。








そんなこんなで、放課後。

「見てたのアレ?」
「着いたのは終了間際だったから、見ていたのは少しだけどね。……君は本当に働かないな。生徒の膝枕でダラダラしてる教師なんて、裕香くんぐらいだよまったく」

いいから肉を焼け、野菜もな。串の方は……足しておくか。ある程度用意したら焼くだけでいい、ホントニートにぴったりだな、バーベキューは。ちなみに、あの後、黒百合さん達は新田先生とイケナイ生徒指導…じゃなくて、お説教喰らったらしい、南無。

「あ、せっちゃんそっちの焼けてるえ?」
「はい、ありがとうございます」

もう、口移しとかしちゃえよ二人とも! せったんは無理矢理攫って来ますた。このかと仲良く食事取るなんていい事だと先生は思います。って、明日菜! その肉は俺が食おうと――

「た、高畑先生、これどうぞ!」
「ああ、すまないね明日菜くん」

――別にいいか。頑張れ明日菜。先生は応援してるから。酒ー酒ー。

「ネギくんもちゃんと食べないと、俺みたいに成長が止まる……とま…」
「た、食べます! ちゃんと食べますから、涙を溜めて落ち込まないでくださーい!」
「自ら傷を抉るとは、さすが馬鹿霧。自爆は貴様のお家芸だな」

うるせぇよ! お前は食ってばっかり居ないで、少しは焼け! 最初は「何故、敵となるぼーやと一緒に飯を」とか言ってた癖に、いざ連れてきたらこれだもんな。おまけに人んちの冷蔵庫から、勝手に酒取り出して来やがって、高いんだぞ『射麻瑠』。

「乳神様も、せっかくなんでどうぞ」
「ありがとう朝霧先生。でも、乳神様って呼ぶのはやめてくださいね?」

心の中でだけ呼ぶ様にします。しずな先生も暇そうだったので連れてきた。というかタカミチとの関係が地味に気になるから、近くでホイホイ見てみようかと……何の素振りも見せないとか、手強過ぎる。明日菜とタカミチのやり取りも、微笑ましい目で見てるし……大人の余裕という奴ですかね。それともバストの余裕……肩凝りそうだなぁ。

「美味いでござるなぁー」
「何でお前居るの? 鳴滝姉妹は?」
「二人なら……そこに」

バクバク食べてる鳴滝姉を、何とか抑えようとしてる鳴滝妹、和むでありますな。特に知らせてた訳じゃないから、参加してくるとは思わなかったわ。

「朝霧先生、追加のお肉用意出来たよ」
「ん、適当に置いて、アキラも食べなさい。つか、ニートの俺が焼いてばっかりってどうよ?」

自腹切ったの俺なんだが? いや、食材は多めに用意してあるからいいんだけどさ。明日菜なんて、タカミチの取ってやりながら、しっかり自分の分も確保してるからな、変に器用だわ。

「朝霧先生の手が塞がっているのなら、アーンせざるを得ません」

さすが茶々丸。これで焼きながら食える。茶々丸、マジでもう結婚しよう! って、何じゃこりゃ!?

「何か、生徒が増えてるんだが?」
「それは……私がちょちょいと情報を流しまして、てへっ」

てへっ、じゃないよ!? 人数増えたら俺が大変になるだろうが!? つか、お前も食ってばっかりかパパラッチ!? あ、さっちゃん手伝ってくれてありがとう。

――いいえ、好きでやってる事ですから――

控えめな所がきゅんと来るじゃないか!

「おいぃ!? 肉ばっかり食ってないで、野菜も食え! 那波を見習え!」

紙皿にバランスよく取って食べてるじゃないか。古、お前も少しは野菜を食べなさい。……って、クラス全員かよ!? 長谷川まで付いて来るとか、絶対に嫌がらせだな。さすがにこれだと食材足りないぞ。

「雪広、ネギくんにアーンしてもいいから食材の手配してくれ、支払いはタカミチで」
「まあ! さすが朝霧先生! その様な条件を出されたのなら、この雪広あやか、全力で用意させて頂きますわ! ―――高畑先生のお支払いで」
「ちょ、裕香くん!」

ここまで引き伸ばしになったのも、タカミチが忙しい所為だったんだから、少しはケチらずに出せ! ああ、腕が足りない、さっちゃんマジ乙。

『相坂』
『はい?』
『少しの間、俺に取り憑いて食べてもいいぞ』

何故か知らんが、俺の身体に相坂が取り憑くと、身体の所有権を少の間だけ譲渡出来るんだよ。30分も続かないから、ゲームとかは俺が相坂の指示通り進めてるけど。取り憑いてる間は、感覚もちゃんとあるみたいだし、たまにはこういうのもいいだろう。俺はこのまま見てるとしよう。

ザジもちゃんと食べなさい。春日、ココネ連れてきたなら、自分ばっかり食べてないで食べさせてやれ。村上、もっと自己主張しろ、和泉も。マナマナ、ここに餡蜜はない! だから肉ばっかりじゃなくて―――

結局、調子に乗って酒まで飲み始めたこいつらの後始末で、大変な目にあったというお話。その際、朝倉が撮った写真には相坂が亡霊の様に写ってたとか、写ってないとか。




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